東日本大震災発生時、

私は葬儀会社勤務で

化学工場で劇薬を浴びて亡くなったご遺体だとか、

津波で腐乱した遺体が溢れた東北から

遺体を移動させ流れ作業の様に火葬する現実を目の当たりにしたり

ヤシマ作戦中も

非常に緊迫した3月を送っていた。

今日は3月11日。

時の流れは早いです。

東日本大震災の後、南三陸町にボランティアとして向かった。

たまたま今日のニュースで、

現在被災地の復興に力を貸してくれている

海外の技能実習生の話題が出た。

被災地の人は年配者が多く、

外人の寮が

近くに建設される事に嫌悪感を抱いてると言う内容だった。

実際、地域の活性化に一番力を与えているのが

海外の若者であるのに。

私は今エンジェルフライトと言う本を読んでいる。

もっと違う目線で、

現実を理解した時に

自身の勘違いや偽善に気がつくのでは。と思う。

なかなかスポットが当たらない分野にこそ

真の美しさがあったりします。

開高健ノンフィクション賞

佐々涼子さん著書。